2011年2月26日土曜日

日米の特許の違い

管理人は特許を見るのが趣味で、いろいろな特許を読んでいるが、日米でずいぶんと様子が違うことに気づく。

まず、用語の違い。

日本で「先行技術」は英語では「prior art」という。「技術」を「art」と呼ぶのはなかなか素敵だ。

少し話がそれるが、その昔ユハ・カンクネンという最高峰レベルのラリードライバーが日本に来た時、車を走らせ終えて、
「これはドライブじゃない。アートなんだ。」(多分英語で)
と言ったという。

こんなニュアンスがひょっとしたら技術を表している「art」には含まれているのかもしれない。

さらに、「従来技術の課題」の対応する部分としては、「background of invention」と根本的に意味が違っている。

これは、日本の技術が主に欧米の技術の課題を改善することで成り立ってきたことと無関係ではないと思う。

つまり日本の発明には、改善すべき課題が存在することが前提となっており、米国ではそもそも改善レベルのものではない新しい概念を発明と呼ぶのだろう。

これはひょっとしたら非常に大きな問題ではなかろうか。

日本に世界を変えるような発明がごくたまにしかでてこないのは、
もしかしたら、発明届出書の文面に問題があるのかもしれない。

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